2006年菊花賞トップ、アマゴワクチン&トゥーカッター。

実は名前だけはモンゴル編の最初で出てきていたトゥー様
(JRA賞で最優秀4歳の投票でピーターUに負けてます)。
その後、マキバコ編の頃に競馬雑誌の宝塚記念の記事でまた地味に名前が出て、
有馬前、ワクチンとの併せ馬でやっと本登場という、
PUの陰に隠れてしまった彼のレース人生に相応しい登場経歴…。
有馬記念本番でのやりとりを見てから読み返すと、
この併せ馬の時も、内心では、こいつがあのピーターUの弟、とか
ぐちぐち考えながらやってたんだろうなー、と思うと萌えますね!

このふたりを考える際には、ピーターUの存在は外せません。
肩を並べ、鎬をけずるはずだった幻のライバルを。
もう追うことの叶わない兄を。
互いに相手の中に見ているような、そんな気がするふたりです。

ピーターUが引退して菊で戦うことができなかったトゥーカッター、
カスケードに菊をすっぽかされたワクチン。そういう点で似たもの同士でもあるふたり。
ピーターU憎しの気持ちと、こいつもかー、という気持ちとで、
トゥーカッターがワクチンを気にかけてたらいいなあ、と妄想。
ワクチンも、有馬でトゥーカッターに反論はしてるけど、
やっぱり万全のカスケードと戦いたかったという気持ちはあったと思う。
だからピーターUと戦えなかったトゥーカッターの悔しさもわかったんじゃないかな、と。
まして当の相手は自分の兄だし。
そんなこんなで、ワクチンも有馬後トゥーカッターを意識するようになってたらいいよ…!