杜綱悟/『うしおととら』

戦うお坊様。茶髪で長髪だけど。
原作でほとんど見られなかった墨染め姿で。
彼は他の3人の伝承候補に比べると不遇な扱いでしたな(泣)。
流ほどアクはなく、日輪みたいに潮につっかかるわけでもなく、キリオのような特別な役付けがあるわけでもなく。
性格的にも、潮を認めてしまえば、すんなりサポート役に回ってしまうタイプだからなあ。
もともと活躍するタイプのキャラでないのはわかってるんですけどね。
でも、キリオ編で潮に言った「うぬぼれないでもらおう」ってのは良かったな〜。
紫暮さんが、伝承候補筆頭の彼に「(潮が立ち直れないようなら)見切ってしまえ」とか言うのも
含みがありげで良い。押さえるべきところを分かっている厳しさもちゃんと持ってるのよ。
ついでに言うと、潮が最後まで法力を使うようにはならなかったのが嬉しい。
潮の強さはあくまで獣の槍の使い手としてのもので。
悟兄ちゃんの言った通りなのよ〜〜、と、見所の少ない彼のファンとしては、そんなところに喜びを見出すのでした。
あっ、でも悟兄ちゃんって、珍しく男キャラで「顔がいい」と明言(ただし妹の言だが)されたキャラよね(笑)。
よし、美形なのは藤田先生のお墨付きってことで。お山じゃ「憧れの的」だしね!

もちろん、とらや紫暮さん(かっこいいなあ、オヤジ)や流、イズナ、雷信、かがり、
オマモリサマ(←実はかなり好き(笑)あのひらがなしゃべりがかわいいv)…好き、というか惚れるキャラがいっぱいです。