伊東さんの弔歌より。
大河では近藤さんに怒鳴られてしまいましたが、
実際には、四首も詠んでいることを考えると、ただ形式的に捧げたというわけではないと思うのです。

大河でも黒龍ネタでもないので一応創作版ということで。(でもビジュアルは黒龍版)
なお、この歌でなんでこんな絵になったのかは以下にて。(妄想注意!)

 

 

この歌をはじめて知ったときから、読みようによってはすごくあやしい歌だと思っていまして。
「黒髪の乱れ」というと、百人一首にも入っている
「長からむ心もしらず黒髪の乱れてけさは物をこそ思へ」が思い浮かぶんですよね〜。
どうしても情事の後とか、色っぽい状況を想像してしまう。
さらに「世」を「夜」と掛けたりしたらとんでもないことに・・・。

・・・もちろん「黒髪」が「乱れ」を引き出すための枕詞だということは承知してますが。
(ついでに言うと、時代的に「黒髪」には日本の国、という意味もこめてあるかもしれない)
山桜の二首にしても、和歌の世界じゃ男でも花に喩えるのは常套なんだろうけど、
そう花、花言われるとなかなかに気恥ずかしい。
死を茶化すわけではないけれど、それでも腐女子としては勘繰りたくなるじゃないか。

二人の間に何があったの・・・