壷を手にタフォーラシアへ向かうポコタを追うリナたち。 前回ラストでゼルは他メンバーより一足先にポコタを追っていた気がするんですが、なぜかリナ・アメリアの後から来てました。そしてガウリイお疲れさまwリナ、ブースト使えるんだから運んであげてよ…
レゾは己の復活を望む気持ちと滅びを望む気持ちとの間で揺れている、との指摘に対し、「オゼルみたいだな」となかなかスルドいガウリイ。レゾがオゼルみたい、というより、レゾの意志を反映しているのがオゼルなんでしょうが…
本当なのかただの時間かせぎなのかはわかりませんが、月が出ていないとダメだというレゾの言葉で夜を待つポコタとオゼル。 オゼルの回想、レゾさん優しいな。エリスが嫉妬するぞw いざ神殿にて、自分を復活させてもタフォーラシアの民が元に戻れるとは限らない、とポコタを止めるレゾ。以前と同じだけの力が使えないかもしれないということなのか、それともやはり、自分の復活とともに魔王も目覚めてタフォーラシアなんぞ放置するかもしれないということなのか。 …レゾ自身の迷いもあるのでしょうが、こうしてポコタにマイナスの可能性を伝えているあたり、かつて光をエサに魔王に欺かれた己の姿を重ねて見ているのかもしれませんね。
それでも可能性にかけたいというポコタ、壷を渡そうとしないオゼル。 ここからの流れ、結局ゼロスが何をしたいのかよくわからないんですが…「止める」と言ってポコタたちに攻撃したのは、レゾの復活をさせずに壷を回収するよう言われてるんでしょうが、結局「オゼルの意志を尊重する」と言ってあっさり引き上げちゃいましたし。命令には従わなきゃならないから一応壷引渡しの交渉はするけど、ゼロス個人(人じゃないけど)としては復活させたほうが面白そうだからこのまま任せちゃえ、って感じなんでしょうか。
ゼロスも口にしました。――レゾがなぜオゼルに壷を守ることと壊すこと、矛盾することを命じたのか。 口ぶりからすると、やはりレゾ復活=魔王復活で、復活はしたいけど魔王は復活させたくないというレゾの意識なんでしょうけれども、最終的にどう転ぶかは、あまりにも不確定要素の多い賭けですよね。それをあえて「命令」したのは、レゾはただ迷ってるんじゃなくて、あえて結論を出さずにオゼルに託したのかもしれない、と思いました。人形であるオゼルが、矛盾する命令の中で人の心を芽生えさせ、その結果選ぶ道がどんなものなのか。――人が己の感情に従って動くことは罪なのか、レゾはオゼルを通して見たかったのかも…なんて。 今回「オゼルの感情」を強調しながら、レゾ復活と同時に役目を終えたとばかりに機能停止しちゃいましたし、そこに何らかのつながりはあるんじゃないかなとは思うのですが。このままオゼルの存在意義がわからないまま完全退場ではないと思いたい。
今回ラストはまだレゾの姿のままヒキ。次回はレゾinポコタとの対決? |