あっ、1話の時点で言い忘れたのですが、私、レボをまだ全話見ておりません!(7話で止まってる) コミックスその他で大まかな内容は知っていますが、レボ後半からのつながりの細かいところは分からない部分も出てくるかもしれません。 
 
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 前回はあまり崩れなかったゼル、今回はいじられました。
「レゾのバカヤロー!」じゃなくて、「レゾのバカー!」なのが情けなさ倍増。

ガウリイファンなので、ついガウリイの改変についてはいろいろ言ってしまうんですが、ゼルの改変も相当ですよね。
原作ゼルは意外に冗談が通じるというか、周りのノリにしれっと合わせたり、スルーしたり、あるいは突っ込んだり、と結構応用が利くあたりがなかなかお茶目ではあるんですが、アニメのゼルは妙に堅物なもんだから周りに振り回されてる感じで、お茶目というのとは何か違うんですよね。今回のも、アニメのゼルだなあ、と。原作じゃありえない反応だ(笑)

死霊騎士に怯えてた村人たちにはスルーされてたのに、死霊騎士には「化け物」呼ばわりされるゼル。死霊騎士なんかと一緒にされたくない、って、それはそれで失礼な物言いだな(笑)
死霊騎士たちにまじまじ見つめられて決まり悪いのはわかるが、なぜそこで顔を赤らめさせるのだ…もうちょっと演出というか表現の仕方があるんじゃないだろうか(ギャグパートだから、といったらそれまでなんだけど…好みの問題かなあ)
とは言え、今回はギャグで流したものの、ゼルの「合成獣」という要素に前回に引き続き触れてきているあたり、今後への布石でしょうかね。

一応生身のゼルより、死んじゃってる死霊騎士たちの方が楽しそうだなあ(笑)フォーチュンクエストの、呪われた城の明るいアンデッドたち思い出したわ。

魔法に関しては、氷系で合わせてみたり、巫女らしくアメリアの浄化系魔法を脅しに使ってみたりと割と妥当だったかな。しかし「ふっふっふ」、ってその笑い方、むしろ悪ですよ姫!
氷窟蔦が出て嬉しい。なんか好きなんですよこの呪文。欲を言えばもっと細く、文字通り蔦状に氷が地面を這っていく効果でお願いしたかった。原作2巻(アトラス)で合成獣軍団の足止めに使った時の挿絵がそのまんまこの術のイメージで刷り込まれてます。壁や地面に手をついて発動する、というアクションもかっこいい。
飛びながら他の術も使っちゃうのはもうしょうがないですね。

ガウリイ、前回今回と、自分で状況を理解しようとがんばってます。でもそのあとの吠えたりするリアクションはちょっといただけない。
今期、ポコタはガウリイの頭の上が定位置?戦闘時にはレプリカ光の剣ちゃんと貸してくれるみたいだし。ハンスの頭がわりにポコタ乗っけるガウはかわいかった。
しかしポコタがガウリイを運んでくれるとなると、「ガウリイを運ぶのは当然リナの役目」というネタがアニメでは期待できないということに…!

壷の情報は予想通りというかお約束通りというか、完全なスカ。たまには「スカだと思わせていきなり大当たり」、ってのも意表をつくかも知れないぞ?
…まだ最初だし、壷探しという目的に沿った上での話なので今回はいいんですが、ギャグ回でも少しずつ話を進行させていかないと、広げた風呂敷ちゃんと畳めるのかという不安が…  

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 ゼルの台詞、死霊騎士なんかと、じゃなくてゾンビやスケルトンなんかと、でしたね