2巻での光の剣の初出はハルシフォム救出。戦闘じゃないんですね。
ラストまで読むと、この光の剣を出すタイミングが実にうまい。これについては後ほど。
まだ2巻目ということもあって光の剣についてのおさらいをしつつ、
ただの魔法剣じゃなさそうだぞ?というのもひそかにアピール。
「光の剣=ゴルンノヴァ(異界の魔王の武器)」の設定、どのあたりから考えてあったんでしょうね。
他の作品用に考えてあったキャラや設定を引っ張ってきて結構スレイヤーズに使ってしまったという話も聞くので、
ものによってはかなり早い段階から裏設定が決まっていたものもありそうです。
柄とダミー刃はちゃんと留め金で止められている模様。よかった、ワンタッチ式とかじゃなくて(笑)
…でも針でつついただけで外れるってどうよ…
余談ですが、剣を背に負ってたら、鞘に刀身を納めたままダミー刃を外す、っていうのができないんで、
やはりガウリイは腰に剣を佩いているのが妥当だと思います。
それに慣れてたら、他の剣に変えたとしてもわざわざ背に負うことはないと思う。
まあつまりはガウリイの剣は背中じゃなくて腰だ!と主張したいわけです(笑)だって背中だとなんかかっこ悪…
対ギオ=ガイア。
前巻では相手が魔王ゆえに、すごいのかすごくないのかイマイチよくわからなかった光の剣、
しっかり「相手の器が大きすぎると通用しない」とフォローが(笑)。
一応今回は面目躍如?今後もよく見られる、普通なら斬れないはずのもの(炎の矢とか衝撃波とか)を
斬り払って応戦するガウリイってかっこよくて好きです。
撃退したところへランツくん。彼に伴われて一行は再びデイミア邸へ。
破法封呪の部屋に入るときに、当然のようにガウリイが先に立って扉を開けてるのがさりげなくツボ。
危険そうな部屋やなんかに入るときは大抵ガウリイが先な気がする。
>「……なんだ……ありゃあ……」
固まったガウリイの横をすり抜けて部屋を覗き込むリナが好奇心旺盛というか、
怖いもの見たさというかな感じでちょっとかわいい。…見たものはアレですが。