さて3巻です。
冒頭からとっ捕まってるリナとガウリイ。
ほぼ毎回入る、リナによるガウリイの形容。今回は「シブいハンサム」ときました
美形のオジサマ(はあと)好きなリナ的には結構好みなんだったりして(笑)
これがあるので、私の中でガウリイはきれいというよりは男っぽい美形のイメージなのです。
ゼルは後で出てくる通り「美青年」の形容でいいんだけど、
ガウリイは「美青年」だとちょっと線が細すぎる感じがする。美丈夫?
口絵のWANTEDガウリイは確かに渋い。でもかっこいいよね
正直言うと後期のかわいいガウリイより好みです。
リナ大ピンチ。この巻を最後にこういう危機に陥ることはめっきりなくなりました。
やはり作品の方向性ですかね。あとは作品内でリナ=インバースの名前が一人歩きしはじめたし(笑)
助け舟を出すガウリイ、素人さんとはいえ「気」だけで相手をビビらせるあたりさすがです。
「オーガあたりでも逃げ出しそうな目つき」って、どんだけ怖いんだ。
しかし彼もふん縛られていると思うと、ちょっと情けない図です。
一度は阻止に失敗するも、起死回生の機転、
>「病気がうつるぞ」
ひ で え 。
そりゃリナ怒るって。花の乙女なんだからさー。
1巻のゼルの「梅毒か?」といい、リナこんなんばっか(笑)
とはいえこれで何とか危機脱出。
前に描きましたが、ガウリイがリナの猿ぐつわをかみちぎる図は想像すると萌える
絶対密着度高いって!
そーやって意識せずにくっついてるから、後々からかわれる羽目になるんだ(笑)
12巻のおんぶとか13巻の浮遊とか!
>「あのままオレの目の前で、連中におもちゃにされた方がよかったのか?」
この言い方がなんか生々しくて、いかにも流れ者の傭兵っぽい。
やっぱり初期ガウリイは男くさいなあ。
村長の家で事情説明。
自分たちがゼルとともに手配をかけられていることを知る二人、しかも手配をかけたのは――赤法師レゾ!
読者も彼の末路は知っているわけで、謎をはらんで物語の幕は開きます。
>「――それでは、ご老人」
ちゃんと口調を使い分けるガウリイ。
普段すっとぼけてるけど、意外に礼儀とかも弁えてることがうかがえます。
初期ガウリイのこういうところ、好きなんだけどなあ…
いや、今も、やらないだけでできないわけじゃない、と思う…
クリムゾンへ向かう街道にて。
>「いくつかの場合が考えられるわな」
・・・・・・
>「ガウリイ……あんた何もかんがえてないでしょ」
風景込みで描きたかったシーン。この間がなんとも言えず好き。
一応アップ画像